現地採用の語学力不問は本当です!【中国では中国語・英語は不要】

海外で現地採用として働くハードルが高いと感じてしまうのは語学力がないからではないでしょうか?

現地採用希望者
現地で働いている人の語学力はどれくらい?現地ではどのレベルの語学力が必要?困ることはあるの?TOEICやHSKのスコアを持っていないが大丈夫?
【結論】 
現地採用で語学力は必要ありません!
私は中国で現地採用として働くまでは自分の名前も中国語で言えませんでしたので皆さんも心配する必要はありません。
今回は中国の現地採用として働いた場合の語学力が不問な理由を中心に解説しますが、東南アジアや英語圏で現地採用として働きたいと考えている人にも共通する部分がありますので、参考にしてみてください。
この記事で紹介することは以下の4点です。
  1. 現地採用者の語学力
  2. 中国で中国語力・英語力が不要な理由
  3. 語学力がないと困ること
  4. 語学力を伸ばす方法

 

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中国現地採用の語学力不問は本当!【中国語・英語は使わなくても生活できます】

中国では現地採用として働く上で語学力は必要ありません。

語学力がなくて海外就職に踏み出せない人に対して、中国で語学力不問の真相や現実を紹介していきます。

現地採用者の語学力【日常会話レベルは多いがビジネスレベルはごく稀】

中国で現地採用されている人の語学力は日常会話レベルがほとんどで、ビジネスレベルの人はあまり見かけません。

現地採用として働く人は学生時代に中国に留学していたり、英語圏に留学していたりする人が多いです。

中にはバッカパッカーで世界中を旅していた人もいます。

よって、語学に抵抗がない人が多いのが現状です。

私の勤めている会社の日本人社員は中国に留学経験ありは0人、中国以外に留学経験ありは4人、留学経験なしは2人、バッカパッカーは1人です。

しかし、皆中国語を1から習得するのでスタートラインは同じで、語学力がなくても負い目に感じる必要は全くありません。

自分の語学力【飲食店や旅行で役に立つレベル】

高校時代:理系で、センター試験の英語は120点ぐらい

大学時代:入学後に受けたTOEICは350点ぐらい
2回目に受けたTOEICは650点ぐらい(TOEICは問題形式が分かれば飛躍的に伸びます)
その後バンクーバーに3週間留学

社会人時代:28歳まで海外旅行で英語を使うぐらい

上海現地採用:出社初日に話せた中国語はは你好(ニーハオ)と谢谢(シエシエ)のみ
語学学校に1年間通いましたが、買い物、外食、旅行で不自由がないくらいのレベル

 

特に英語や中国語の語学力があるわけではないのですが、中国で現地採用として働けています。

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中国現地採用で中国語が不問な理由

中国で現地採用として仕事、生活をする上で中国語を話す機会は限られているので、中国語は不問です。

その理由は次の3つの背景があります。

  1. 日本人は日系企業の対応を任されるため
  2. 中国人の日本語力に助けられるため
  3. キャッシュレス化が浸透しているため

日本人は日系企業の対応を任されるため

中国には日系企業が多く進出しており、2020年度では約1万3600社の日系企業が中国に進出していると言われています。

必然的に中国で働く日本人も多くなります。

このように中国に進出している日系企業や日本人に対して営業をかけること、日本人にしかできないきめ細やかなサービス、日本人からの問い合わせ対応が現地採用者に求められますので、日本語のみで仕事が完結します。

一方、中国企業には中国人が営業をかけ、中国人からの問い合わせは中国人が対応するので中国語の語学力は不問です。

雑誌に掲載されている広告からも日本人は日本人対応、中国人は中国人対応としっかりと窓口が振り分けられていることがわかりますね。

上海の雑誌で見かける日本語と中国語の窓口が分かれている広告の写真
上海の雑誌で見かける日本語と中国語の窓口が分かれている広告

中国人の日本語力に助けられるため

中国には日本語を流暢に話せる中国人が多く、そのおかげで語学力が不問なわけです。

中国で働いているとはいえ、日系企業ですと業務上は日本語が飛び交っていますので、中国語を話せなくても業務は遂行されます。

また、飲食店で注文で困っていたり、ライターがなかったりして困っていると隣の人がいきなり日本語で話しかけてきて、助けてくれることがあります。

特に上海の日本料理屋に行くと、店長は日本語が話せて、スタッフでも必ず一人は日本語が話せるので語学力がなくても安心して生活できます。

上海の雑誌に掲載されている広告にも【日本語可】のお店が多く、日本人も安心ですね。

上海の雑誌に掲載されている日本語可のお店の広告の写真
上海の雑誌に掲載されている日本語可のお店の広告

上海から離れた蘇州や無錫にも日本料理屋が多く、日本語が話せるスタッフがいることに驚きます。

先日観光で無錫を訪れたときに、焼肉屋に行きましたが、2,3名日本語が話せるスタッフがいました。

無錫の焼肉屋の外観の様子の写真
無錫の焼肉屋の外観の様子

また、最近はニュースに取り上げられているように、中国人の訪日者数の増加に伴い、中国各地に日本人村が再現されています。

親日家が多いことから、日本語を学ぶ中国人も多く、その人たちの語学力の高さのおかげでも語学力が不問なのです。

キャッシュレス化が浸透しているため

中国ではキャッシュレス化が急激に進み、出前アプリ、ネット通販が発達しているのでスマホ1台で生活を送ることができ、中国語で会話しなくても生活が可能です。

驚くほど中国のキャッシュレス化は進んでいます。

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中国語力がないと困ることがある

【生活面】で中国語力がないと困ること

中国では基本的には中国語を話さなくても生活できますが、出前の注文時や荷物の配送時によく電話がかかってきます。

内容は「出前や商品を届けに来ました」がほとんどで問題はないのですが、たまに道に迷って住所を教えてほしいや注文した品がないなどとの電話連絡があります。

周りに助けてくれる人がいなければ少し不安になります。

登録されていない番号から連絡が来ている履歴の写真
登録されていない番号から連絡が来ている履歴

また、レストランに行ったとき日本人だと何となく中国語は理解できると思っているかもしれませんが、意外と予想に反する料理が出ることもあります。

以下の写真は【鱼香肉丝面】といいます。
漢字から想像すると魚が入っていそうですが、魚は入っておらず豚肉の入った四川の麺料理です。

鱼香肉丝面の写真
鱼香肉丝面

さらに、中国では多くのアプリやサービスが存在して、いろいろなところで割引きを見かけます。

しかし、語学力がないとその割引きを上手く使えず損することがあります。

中国のアプリで割引きの画面の写真
中国のアプリで割引きの画面

【仕事面】で中国語力がないと困ること

日系企業で働いているとはいえ、中国人全員が日本語を話せることはありません。

日本語を話せない同僚と仕事をする場面では中国語を話さなくてはいけず、少し困ってしまうかもしれません。

しかし、日本人にとって中国語を話すことは難易度が高いですが、WeChatでのやり取りが中国では主流ですのでチャットだと意外と簡単に漢字で伝わります。

こちらが中国人とのやり取りです。

日本語の話せない中国人とやり取りをしている様子の写真
日本語の話せない中国人とやり取りをしている様子

また、営業先の受付で日系企業と言えども受付に日本語の話せるスタッフがいるとは限りませんので、誰に会いに来たのか先方の名前を中国語で言えるように毎回準備しなくてはいけません。

例:鈴木→中国語の発音Língmù、田中→中国語の発音tiánzhōng

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中国語力を伸ばす方法

中国語の語学力を伸ばす方法で一番効率的なことは間違いなく中国人の彼女・彼氏を作ることです。

中国人と上手く付き合うことで中国語の語学力を飛躍的に伸ばすことが可能になります。

語学学校に通うことも選択肢の一つですが、やはり語学学習において一番大事なことは自分がやるかやらないかですので、語学学校で基礎的なことを学び、あとは自己学習でいいと思います。

【中国語を伸ばすメリット】

中国現地採用者の営業の給料はコミッションが占める割合がとても大きいです。

よって中国語が話せると中国系企業にも営業ができ、営業の幅が広がります。

 

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中国現地採用で英語が不問な理由

英語力に自信がある人ですと、中国で英語はどれぐらい通じるの?英語を話す機会はあるの?など知りたいかもしれませんが、結論は中国で英語の語学力は不問です。

その理由は以下の2点です。

  1. 英語を使うシチュエーションが極端に少ないため
  2. 英語を使う職種も限られているため

英語を使うシチュエーションが少ないため

私が今までに中国で英語を使った場面について紹介していきます。

1つ目は、現地採用として上海で働くことが決まり上海国際空港に到着後、出社初日までは一人でした。中国語が話せなく、キャッシュレスも対応していないので、ホテルや買い物時は英語でやり取りをしていました。

2つ目は、中国語に慣れてきて自分の意思を伝えられるようになってきても、どうしても中国語が伝わらなかったときがありました。新幹線に乗る方法が分からなかったり、地下鉄で交通カードが突然使えなくなったりするトラブルが発生したときに英語を使いました。

3つ目は、中国現地採用だと待遇や給与はよくないので、生活費を考えた場合シャアハウスが基本となります。特に上海は国際都市ですので、シェアハウスのルームメイトも英語圏、南米系など国際色豊かで、ルームメイトと話すときは中国語ではなく、英語を話さなくては会話になりません。

給与がとても低い中国の現地採用についてまとめた記事です。
中国の現地採用に生活費についてまとめた記事です。

 

4つ目は、中国現地採用の営業をしていて英語を使った場面があります。入社後、研修を受け一人で営業を始めるときにテレアポを行いました。日系企業にテレアポをしたときに、日本人に繋げてもらうために中国語が一切話せなかったので英語を使いました。1カ月後には簡単なテレアポの中国語フレーズを覚えて、中国語でテレアポをするようになりました。

中国語でテレアポをする際の役に立つフレーズ動画ですので、参考にしてみてください

5つ目は、営業先で英語を使う場面に遭遇しました。欧米企業で働いている日本人にアポが取れて伺うも当日は病気で不在のため代わりにドイツ人が対応してくれたので、英語で商談することとなりました。

他の会社でも日本人とアポを取ったのですが、当日は上司の中国人が対応してくれることとなりました。先方は私が中国語を話せると思い、日本語の話せない中国人の上司に声をかけていました。私の中国語ではまだ商談できるレベルではなかったので英語で商談することになりました。

国際病院に営業に行ったときに、欧米人の先生を紹介されて、英語で簡単な会話をしました。

英語を使う職種も限られているため

中国で英語を使って仕事をしている人はグローバル企業で働くエリート社員や国際病院で働いている医療関係者、国際幼稚園で働いている保育士ぐらいです。

医療関係者だと欧米人の先生と会話をするとき、欧米人の患者が来た時に英語で対応しなくてはいけません。

保育士も英語が母語の子ども、欧米人の保育士もいるので英語を使う必要があります。

中国で現地採用として働く場合は、日系企業もしくは日系を開拓している中国系企業での就職となるので、そこで働く社員が仕事で英語力を生かす機会はほぼないでしょう。

 

英語力がないと困ることがある

中国で働くこととなり、中国語が全く話せなければ、中国語に慣れるまでは英語を使わなければなりませんので、最低限の英語は必要かもしれません。

その他、欧米系の人と触れあったり、シェアルームでの共同生活をしない限り、中国では英語力がなくて困ることはありません。

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英語力を伸ばす方法

中国上海は国際都市ですので、行動次第では英語に触れる機会はたくさんあり、イベントに出席したり、スポーツを通じて英語力を伸ばすことも可能です。

例えば、サッカーサークルに加入すれば休日に欧米チームと対戦してふれあい英語力を伸ばすことも可能です。

上海の雑誌に掲載されている上海の日本人サッカーサークルの写真です。

雑誌に掲載されている上海の日本人サッカーサークルの写真
雑誌に掲載されている上海の日本人サッカーサークル

また、静安寺やフランス租界エリアには欧米人がよく集まるバーがありますので、そのようなところに行ってふれあい英語力を伸ばすことも日本より簡単にできます。

もちろん、日本と同じように英語の語学学校もあります。

上海で日本人向けに発行されている雑誌に掲載をされている英語の語学学校の写真です。

英語の語学学校の広告写真
英語の語学学校の広告

 

私の中国人シェアメイトのように欧米企業への転職すること、欧米人の彼女・彼氏をつくり、英語力を伸ばすことも上海では可能です。

 

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現地採用で語学力の必要性は?

中国では現地採用を必要としている企業は多く存在していて、採用する上では中国語力より日本での社会経験が求められます。

とは言え、語学力は仕事をする上で必ずプラスに働くと思います。

中国では日本人のコミュニティーがあるので中国語を使わずに生活はできますが、必ず語学をもっと勉強していたらよかったと思ったり、恥をかいたりすることがあります。

また拙い中国語を話していると英語で話しかけられることもあるので、英語で答えられないと恥ずかしい思いをします。

現地採用で数年経っても全く現地の言葉を話せないと会社からの冷ややかな視線を感じることがありますよ。

中国現地採用でそこまで語学力の必要性はないかもしれませんが、今後のキャリアのことを考えるとせっかく中国で働いているので、語学力を伸ばしてみるのもいいのではないでしょうか。

 

 

現地採用の悩み事はこちらのページより全て解決できます!

 

以上です。

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