キャッシュレス先進国の中国から学ぶ日本で応用できるビジネスアイデア3選!日本の将来の問題点と解決策は?

目次

キャッシュレス先進国の中国から学ぶ日本で応用できるビジネスアイデア3選とは?


日本もキャッシュレス社会に突入ました。
そこでキャッシュレス先進国の中国から、日本で応用できるビジネスのアイデアを3つ紹介をします。
キャッシュレス社会でビジネスを考えている人は是非参考にしてみてください。

キャッシュレス先進国の中国から学ぶ日本で応用できるビジネスアイデア3選!
1.キャッシュレス化によってお店の評価に投げ銭システムを導入
2.キャッシュレス化によってプレオーダーサービスを導入
3.お年寄への宅配サービスの拡大
それでは1つずつ詳しく解説していきます.。

中国のキャッシュレス社会での成功ビジネス例と日本で応用できるアイデア①キャッシュレス化によってお店の評価に投げ銭システムを導入


中国の有名飲食チェーン店西貝莜面村はとてもサービスの質がいいことで有名です。
その理由は、各店員の制服にはQRコードが付いています。

 

(引用)zai73156の日記

このQRコードをスマフォでスキャンすると自動的に店員にお金が転送される仕組みになっています。
この投げ銭システムを導入することで、各店員も給料アップのため、お客様へのサービスの質も向上して、モチベーションアップにも繋がっています。
キャッシュレス化の中国で投げ銭システムを導入してサービスの質と従業員の定着率の改善に成功した例です。

 

日本でキャッシュレス化による店の評価に投げ銭システムを導入した場合に考えられる問題点と解決方法とは?

日本で中国と同じように日本でキャッシュレス化による店の評価に投げ銭システムを導入するとどうなるでしょうか?

以下のようなことが考えられます。

日本でキャッシュレス化による店の評価に投げ銭システムを導入した場合に考えられる問題点
・投げ銭をしてくれるお客様にサービスが偏る
・投げ銭される従業員・されない従業員で給料格差が広がる

しかし、次のようにして解決してはどうでしょうか?
会計時にキャッシュレス化でスマフォ決済をするときに、支払後に投げ銭ができる画面を表示させましょう。
もしお客様が満足のできるサービスだと思ったらチップのように好きな金額を送金できるシステムを導入することをお勧めします。
決済後にスマフォに表示させるだけなので、お客様も関心がなければスルーできて、ノーストレスです。



 

 

中国のキャッシュレス社会での成功ビジネス例と日本で応用できるアイデア②キャッシュレス化によってプレオーダーサービスを導入

基本的に中国での飲食店のオーダー形式は注文用のQRコードをスマフォでスキャンして、そこから注文をします。

 

中国のタピオカジュース屋にはお店の前に注文用のQRコードが設置されている

 

例えば中国のタピオカジュース屋にはお店の前に注文用のQRコードが設置されています。
それをスキャンしてスマフォに表示される指示に従って注文をします。
口頭での注文ミスによる作り直しが大幅削減されます。

中国ではQRコードをスキャンするだけでスマホから簡単に注文と決済ができる

 

キャッシュレス化によってプレオーダーサービスを日本で導入した場合に想定される問題点と解決方法とは?

中国のオーダー形式の利点はもう一つあります。
それは各店舗は独自に注文用のQRコードを保有しています。
すなわちお店に行かなくても注文ができてしまうのです。
日本では注文した品の提供が遅いとクレームになってしまいます。
そこで店舗ごとに独自の注文用QRコードを保有すると、お客様はお店の外から注文ができ、商品が用意できたころにお店に行けばいいのです。
一方お店側はお客様がスマフォで注文後に提供できる時間を自動で返信すればいいのです。
タピオカジュースのような無店型であれば店側は商品を準備してお店で保管すればよく、実店舗型では注文が入り次第、席の確保と商品の用意をするだけでいいのです。
スマフォ決済では先払いなので、キャンセルもなくお店側の負担もないでしょう。

 

中国のキャッシュレス社会での成功ビジネス例と日本で応用できるアイデア③フードデリバリーサービスの発達

 

中国では、フードデリバリーサービスが発達しています。
アプリから簡単操作で加盟している飲食店、コンビニ、スーパー、マクドナルドなど大手チェーン店の商品をバイクで配送をしてくれます。またスーパーマーケットや薬局などへの買い物代行もしてくれます。
距離にもよりますが買い物代行が1時間以内で届けてくれるのも驚きです。
スマフォのGPS機能を使って会社や家だけでなく、どこにでも届けてくれます。

中国で有名なフードデリバリーサービスは以下の2社です。

餓了么 ・・・アリババ傘下(青色)

アリババ傘下饿了么のデリバリーサービスのドライバー

美団外卖 ・・・テンセント傘下(黄色)

テンセント傘下美团外卖のデリバリーサービスのドライバー

 

中国式フードデリバリーサービスを日本ではお年寄への宅配サービスの拡大に応用してみると?

日本で中国式フードデリバリーサービスを始めたところで、加盟店数やドライバー不足の問題が挙がってきます。
そこで外出がおっくうになっているお年寄りにターゲットを絞りましょう。
近所のスーパーは注文用のアプリを作成して注文が入れば商品をピッキングして自宅まで届けるだけです。
スーパー近くのお年寄りが注文をするので配達時間もかかりません。
スマフォの普及率がまだまだ低い日本では現実的には難しいかもしれませんが、国のバックアップがあれば可能だと思えます。

 




 

キャッシュレス先進社会の中国で一番利用されている便利なSNSアプリ機能は?

日本でSNSの代表格と言えばLINEで、中国ではWeChatです。
この二つのコミニケーションアプリの機能で大きな違いは、WeChatでは友人間で手数料もなく送受金ができるということです。
この機能は一番利用されています。
キャッシュレス化の後押しによって、アプリで提供できるサービスの幅や便利さが増すことを紹介させていただきます。

実際に友達に送金をしてみます。

WeChatでの送金方法①送金のボタンをクリックします
WeChatでの送金方法②送金金額を入力します
WeChatでの送金方法①確定をするため緑色の支払をクリックします
WeChatでの送受金のやり取りは記録として残ります

この便利なWeChatアプリの機能は、友達と食事後のお会計で順番に一人ずつ支払うと時間がかかるので、代表一人が一括で支払い他の人は支払った代表に個別に送金をするときによく利用します。

 

中国がキャッシュレス社会になって、中国人の生活も変化してきたのか?

 

キャッシュレス化によって、中国人はタクシーもアプリを利用して拾うようになりました。
お会計も目的に到着をすると自動で支払われるのでぼったくられるという心配もなくなります。
Didi Taxiというアプリは簡単操作でタクシーを拾うことができます。

Didi Taxiというアプリを使ってタクシーを拾います
操作方法は現在地と目的地を入力するだけです

 

 

便利なアプリを利用することによって、流しのタクシーが捕まらないという問題が現在中国で起こっています。タクシーは予約が入るとそちらを優先して乗車させなくてはいけないので、現金しかもっていないとタクシーを拾うことも難しくなってきています。
このようにキャッシュレス化によって、中国人の生活も変化しています。

 

 

キャッシュレス先進社会の中国の2020年最新現状とは?

現在の中国生活で、支払決済はほぼ100%のスマフォ決済となっています。
シェアサイクルを利用するときも、ホテルを予約するときもすべてスマフォ決済です。
また小さな売店やタクシーもスマフォ決済で、極めつけは中国のホームレスは首にQRコードをぶら下げています。
街歩く通行人も現金を持ち合わせていないのでホームレスも時代の変化についていかなくてはいけません。
チベット地区のラサでもスマフォ決済は当たり前です。

(シェアサイクルもスマフォでQRコードをスキャンして簡単に利用できます)

中国のシェアサイクルは自転車にQRコードが設置されています。
QRコードをスマフォでスキャンすると簡単に利用できます。

4年間中国でキャッシュレス生活を送って感じるキャッシュレス社会のメリットとデメリットとは?

私が4年間、中国でキャッシュレス生活を送って感じるキャッシュレス社会のメリットとデメリットは以下の通りです。

キャッシュレス化の3つのメリットは?

キャッシュレス化のメリット①決済スピードが速い→ホテルの予約をするにも、料理の注文をするにも自分の個人情報とスマフォ決済が全てリンクしているので、いちいちサービスごとに個人情報を入力しなくてもいい

キャッシュレス化のメリット②記録が残る→決済額をすべてスマフォから確認がとれる

キャッシュレス化のメリット③財布が不要→スマフォで決済できるので、財布の持ち忘れがない

 

 

キャッシュレス化の3つのデメリットは?

キャッシュレス化のデメリット①個人情報の漏洩→自分自身の電話番号も相手に漏れているので、フードデリバリーサービスのドライバーから電話がかかってきてたり、お店からショートメッセージが送られてきたりすることがあります

キャッシュレス化のデメリット②金銭感覚のマヒ→銀行口座とリンクしているので、ついつい高額な商品も購入できてしまう

キャッシュレス化のデメリット③スマフォの紛失→スマフォを紛失してしまうと、生活できなくなってしまう

しかし今回の新型コロナウイルス発生時は個人情報によって感染者のいるビルの特定や個人の移動場所なども特定できて、感染者との接触する機会えお減らすことができ、感染拡大を防ぐことができました。

 

 

 



キャッシュレス先進国中国に4年間在住して見えてきた日本の将来の問題点と解決策とは?

まず中国でキャッシュレス化が急激に進んだ要因には以下のことが挙げられます。

中国でキャッシュレス化が急激に進んだ要因
1.偽札の問題
2.スマフォの普及率上昇
3.二大巨頭【アリペイ支付宝】と【WeChat Pay微信】による巨大なプラットフォームからスマホ決済サービスを展開

中国のキャッシュレスの比率の推移は2015年以降急激に上がっています。

 

(出所)中国人民銀行の各年の支払い状況報告書を基に作成

スマフォの普及が急激に上がり、スマフォ決済の割合がとても高くなっているからです。
一方日本はスマフォ決済が進んでいなく、クレジットカード払いなのでキャッシュレス比率の推移は鈍感です。

 

中国から見て日本の将来の問題点は?

2021年7月にオリンピックが日本で開催予定ですが、日本のキャッシュレス化の問題点をオリンピックで露呈するかもしれません。
現在日本を訪れた観光客からは不満が挙がっています。

日本を訪れた外国人観光客が持つ主な不満
フリーWIFIがない
英語が伝わらない

他国のキャッシュレス化が進むにつれて、スマフォ決済ができないことも不満の一つに上がってくるかもしれません。
スマフォ決済を普及させられるかどうかもオリンピックを見に来る人へのストレス軽減になるではないでしょうか。
一方中国は、日本よりも一早く観光客対策をしています。
キャッシュレス化を支えているスマフォ決済は中国の銀行口座を持っていれば口座とリンクして簡単にスマフォ決済が可能です。
しかし中国の銀行口座を持っていない日本人にとっては、中国旅行や中国出張でスマフォ決済ができないのが難点でした。
そこで2大巨頭のアリペイ支付宝とWeChat Pay微信支付は中国の銀行口座を持たなくてもVisaやMastercardなど国際クレジットカードと連携し、スマフォ決済サービスを利用することを可能にさせました。

まとめ

中国が日本のバブルが弾けて経済が混乱したことから学んだように、日本も中国に目を向ける必要があります。
日本のキャッシュレス化は目の前です。
日本では経済産業省がキャッシュレス還元政策を行っていますが、還元政策よりキャッシュレス決済の利便性を伝えることが解決策になります。
利便性を知らなければ、国内での普及率や観光客が抱える問題を解決することはできません。
キャッシュレス化が進むことで間違いなく新しいビジネスが生まれるので、日本の経済産業省サポートが必要となるでしょう。
そして日本経済も新ビジネスで新型コロナウイルスに打ち勝つことができるのではないでしょうか。