
初めての海外面接で緊張しています。何か注意することはありますか?
海外面接って日本の面接より本当に楽勝なの?
この記事を書いた人
✔新卒の就職活動では何十社も面接で落とされた人
✔海外転職の面接では1社目で内定をもらった人
新卒の就職活動では、面接で何度も落とされたあなた。海外転職の面接は簡単であることが理解できます。意外と簡単に内定をもらえますよ。
海外の面接では絶対に質問されることが決まっています。その質問に対しての答えを用意しておけば、それ以外は日本と基本同じですので心配する必要はありません。
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海外転職の面接で必ず質問されること6選
海外転職の面接時に、私が質問されたことを紹介していきます。また、現在は会社では面接をする立場ですので、私が求職者に質問している内容も紹介します。
①交際・家族・両親について
すぐに辞められると困るので、面接官はあなたの現在置かれている状況をとても気にしています。
海外で採用されにくい人の特徴3選
- 彼氏・彼女に付き添って海外にきて職を探している人→彼氏・彼女の状況次第ですぐにやめてしまうため
- 家庭があるのに給料の低い現地採用を選んでいる人→現実を知り、不満を言ってやめていくため
- 海外で働くことを両親に伝えていない人→内定後に辞退をするため
単身者や現地の人と結婚している人は採用される可能性が高まります。
②入社可能日
海外企業は急な退職や育児休暇で人員不足になったときに人材を探します。
さらに、海外に転職となると就労ビザの手続きなどにも時間がかかるので、早く空いた穴を埋めてくれる人材が好まれます。
③スキルや業務経験
海外でも仕事で分からないことがあれば、職場で教えてもらえますが、基本OJTはありません。
海外では即戦力として採用されているので、社会人としての最低限のスキルや業務経験がないと仕事は大変です。
④海外就職を希望する理由
なぜ日本ではなく、海外で就職をしたいのか?どうして海外のこの会社を希望するのか?どうして海外でこの業種・職種を希望するのか?は的確に答えられるようにしておきましょう。
面接官も一番気になる王道の質問ですので、答えを用意しておきましょう。
⑤その国を選んだ理由
そもそもその国が好きでない、関心がない人はすぐに退職してしまいます。
採用側が好む人材
- その国に留学経験がある
- 旅行に行ったことがある
- その国の言語に興味がある
どんな理由でもいいので、その国に関心がある思いはしっかりと伝えましょう。
⑥語学力
語学力は採用には大きな影響を与えませんが必ず質問されます。TOEICスコアやHIS(中国語検定)スコアの提出は求められません。
基本的に日本人は現地の日系企業相手の業務になるからです。
嘘をついてもいけないので、正直に答えましょう!
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逆質問で必ず聞くべきこと
給料や福利厚生などの待遇面、業務内容や残業の仕事面については必ず面接時に質問をしましょう。
海外で働くことがゴールになってしまい、気にかけない人が多すぎます。
入社して海外の生活に慣れてきた頃に自分自身の給料の低さを嘆く人がいます。海外まで来てこの給料でなぜ残業までしないといけないのか愚痴も言いたくなります。
現地の会社状況も理解しましょう
給料や待遇は他の日本人社員との兼ね合いがあります。すでに働いている人は職歴や年齢も異なります。新入社員に好待遇では離職に繋がってしまいます。
〇日本人一人だけの職場なら給与交渉や家賃交渉はOK
×日本人がすでに在籍している職場なら給与交渉や家賃交渉はダメ
あわせて読みたい記事①
≫現地採用の給料は安すぎ!給与交渉では解決できない日本人の現状
あわせて読みたい記事②
≫現地採用の手当・福利厚生の待遇はバイト以下で将来が不安になる話
現地の現実も知っておきましょう
現地の社員には任せられない仕事もあるので、日本人は雑務を押し付けられて、残業は発生します。
また、人手不足により、全く関係のない業務を科せられることもありますが、それで給料アップや残業代が出ることも基本ありません。
働き方についてもしっかりと逆質問をしてみましょう。
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海外面接の服装・マナー
海外での対面の面接、WEBの面接でも基本は日本と同じ服装とマナーを心がけましょう。海外の企業だからと言って特別なルールはありません。
【服装】
スーツを着用しましょう。
海外ではスーツを着ている人は少ないかもしれませんが、採用担当者は日本人を採用する目的であなたに面接をしてくれています。日本人らしい最低限の身だしなみは必要です。
WEB面接でもスーツ着用をオススメします。スーツを着てマイナスイメージを持たれることは絶対にありません。
【マナー】
時間厳守、挨拶、話し方、身だしなみなど最低限のマナーには心がけましょう。
面接官に負のイメージ与えないことも面接時にはとても重要になります。
【注意点】
現地での面接の場合は、会社までたどり着けない、受付のところで時間がかり面接に遅れるということがありますので、早め早めに行動しましょう。
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海外就職の採用の流れ
採用の一連の流れで海外と日本で違いはありません。
日本では学歴フィルターというものをよく耳にします。海外では就労ビザを取得できるかどうかのフィルターが存在します。
国によって異なりますが、海外で就職するには学歴も必要です。
海外では4年制大学の卒業有無、職務経験、年齢によっては就労ビザを取得できない可能性があります。私の勤務する会社にも、4年制大学を卒業していない求職者から応募がありますが、中国では就労ビザを取得できないので面接対応はしていません。
【海外の採用の流れ】
②履歴書・職務経歴書を提出
③面接回数は2回~3回
④合否結果の連絡
【海外の採用の流れの特徴】
急募が多い→企業は人手不足になると求人広告などを出します
決定スピードが速い→面接に携わる人や決裁権のある人が少ないからです
試験なし→人柄や業務経験を重視します
合否結果の連絡がある→面接まで進むと合否結果の返信があります。落ちた場合は理由を聞いてみるのもいいと思います。
【私が日本から中国企業に内定をもらうまでの採用の流れ】
①2017年10月頃:日本で仕事をしながら海外転職サイトのリクルートエージェントに登録
②2017年12月頃:転職サイトより企業に履歴書を送付
③2017年12月頃:一次面接を面接担当者と上海にて行う(観光がてら上海で面接)
④2018年1月頃:営業責任者が日本に一時帰国したら際に、2次面接
⑤2018年1月頃:社長とビデオ通話で最終面接
⑥2018年2月頃:内定
試験などもなく、履歴書を送付してから2カ月程で内定をもらいました。
【私が中国国内の転職で内定をもらうまでの採用の流れ】
①現地の人材会社に登録+面談
②求人を紹介いただき面接
③中国の責任者と1次面接
④社長と面接
⑤合否連絡
②~⑤面接から合否連絡までは2週間ほどでした。
海外では人材を補充したいときに、中途採用の面接を行います。その際にできるだけ多くの人を面接するので一次面接の結果連絡は遅れます。最終面接まで行くと、スピードが速く合否結果の連絡をもらえます。
海外面接の不安がなくなった人はこちら
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中国と日本の面接の違い
日本では面接に苦戦をしましたが、中国は日本人の人手不足ですので、書類審査が通過すれば、内定まで道のりは険しくないと思っていいでしょう。
日本では20社程を受けて内定は1社のみで、中国では5社受けて3社から内定をもらっています。海外就職の方が競争率も低いので内定をもらいやすいです。
海外では、会社にフィットする人材なのかを見極めていくため、日本のように難しい質問はされないので安心しましょう。しっかりと面接官の立場になり、中国で働くために何が求められているのかを考える必要があります。
中国面接の特徴
- ざっくばらんな話が多い
- 圧迫面接はない
- 現地語が話せると突然スピーキングテストが始まる
- 履歴書や職務経歴書に沿っての話はしない(中国では履歴書はだいぶ盛られているので、そこまで企業側もあまりあてにしていないかのかもしれません)
中国の面接時間は日本より少し長いです。それは、海外で働くために、実力や能力以上に、適性や性格が問われるからです。
日本と海外の面接で大きな違いは、企業側がミスマッチを恐れて、いろいろと自社の紹介をしてくることです。
一人を採用するのも就労ビザや住宅探しまでフォローして時間や労力を使います。ミスマッチを恐れるので情報を開示してくれて生の情報を教えてくれます。
給料はこれぐらいだけど大丈夫?このような職場だけど大丈夫?このような生活レベルだけど大丈夫?このような業務内容だけど大丈夫?将来どれくらいの期間働ける?などいろいろと確かめられます。
海外での生活や現地採用としての働き方など海外就職について理解しているかを確認しているのです。
自分も海外で働けると思った人向けの記事です。転職エージェントに登録すると無料で面接対策もしてくれますよ!
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