【海外転職なんて怖くない】なぜ海外(中国)では転職当たり前なのか?

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海外転職したものの、クビや倒産、職場に適用できずに辞めたいと思ったとき、簡単に転職できるのか?社会からどのように思われているの?

 

この記事を書いた人
✔中国で5年目の現地採用者
✔スペックは低いが、海外転職に成功した人

 

この記事を読むと、海外では転職が当たり前であることを知れるので、海外転職への抵抗がなくなります。

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海外の転職事情は?

海外の転職事情について、以下の4つの観点から紹介していきます。実際に日本で5年、海外で5年働いた私が、日本と海外を比較をしながら説明していきます。

 

海外と日本の転職事情の違いは?

  1. 転職先に求められるもの
  2. 転職時の年齢
  3. 転職するきっかけ
  4. 転職後どうなる

 

①転職先に求められるもの

海外では、転職時にあなたのネットワークやコネクションが求められます。海外は個人対個人の取引が強いため、転職をしてあなたのネットワークやコネクションで会社に何をもたらせてくれるのかが重要になります。

 

一方、日本は会社対会社の取引のためクライアントとの関係は転職をすると打ち切られてしまいます。

 

②転職時の年齢

海外の転職で年齢は関係ありません。しかし、日本では転職時に、年齢がネックとなる人が多くいます。日本では転職を躊躇する人の言い分は「40歳は過ぎて歳だから転職できないや。。。」です。

 

海外では履歴書に年齢を記載しない国があるほどです。しかし、転職にも一貫性は必要です。将来像やどうしてこのような経験を積んできたのかは大事になります。

 

③転職するきっかけ

海外には、転職文化があるので、昇給やより良い環境を目指して転職が頻繁に行われます。常に転職を考えています。

 

一方、日本人が転職するきっかけは、倒産・職場関係の悪化など、どうしても転職せざるを得ない状況に陥らないと行いません。転職をしたくても希望の業種が、通年採用活動をしているとも限りません。

 

④転職後どうなる

海外では、能力を買われ転職をしているので、役職のある・責任のある仕事を任されます。

 

一方、日本では転職後に、役職はついたとしても、よそから転職してきた人が昇進をするのは難しく、転職にマイナスイメージが根強く残っています。

中国の転職事情は?

中国で5年も働いていると、日本よりも頻繁に転職している人が多いのを実感します。

中国人の転職事情

中国人は、日本人同様に安定志向で、将来就きたい仕事で農業がランクインするほどです。

 

しかし、彼らは役職は気にせず、自分のメリットのある会社を選びます。そのため、一つの会社で生涯勤め上げる考えはなく、金銭・自由なメリットがないとすぐに失望して転職をします。

 

日本に留学経験があり、語学力に自信のある中国人は、日系企業に転職することが多いです。中国企業では、契約更新ができず解雇になる可能性がありますが、日系企業ではそのリスクが低いためです。スキルはそこまで求められないので安定志向で日本語堪能な中国人にはやはり日系企業は人気があります。

 

日系企業に転職した中国人も、安定志向といえども日系企業では基本中国人の昇給はありませんので、嫌気をさして転職する人が発生します。日系企業からすると日本語の話せる中国人は大勢いるので、辞めても次を採用すればいいとの考えに陥るのでいい人材は残りません。

 

よって、日系企業には安定志向の中国人人材だけが残り、昇格・昇給を目指して働いている志の高い優秀な人材は欧米企業や中国企業に流れてしまいます。

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中国在住日本人の転職事情

中国では、日本人にとって売り手市場であり、現地採用・駐在員ともに簡単に転職可能です。

 

さらに、中国語が話せなくても日系企業が多く進出していて求人も多いので、転職でキャリアアップに成功した人も多く見かけます。

 

日系企業が多く進出しているブルーカラー(製造業・建設業など)は、やりがいを感じられず中国人からも人気がなくなりつつあります。そのような業界にも、転職は容易になると予測します。

 

将来、就労ビザの取得を緩和させて、日本からブルーカラーで勤めている人を中国に派遣しやすい環境にするとの話も聞きます。

 

☑中国現地採用の転職理由

現地採用は給料が低いので、少しでもいい環境を求めて転職活動を行います。

 

営業などをしていると転職先の会社を紹介してもらえることもあります。とてもオープンな感じですので他社の給料や福利厚生などの情報が入ってくるので他社との比較がしやすい環境です。

 

現地採用は手当も悪いため、環境のいい会社を見つけるとすぐに転職する傾向があります。

 

☑中国駐在員の転職理由

駐在員の中には中国で新たな挑戦をしたいと思い、転職活動をする人がいます。駐在員は会社から帰任命令があると日本に帰国しなくてはいけません。

 

しかし、中国でまだまだ働きたいという理由から駐在員は中国で転職活動を行います。そのほとんどが、中国で知り合った友人に職を紹介してもらい役職のある立場で転職する人が多いです。

 

一部の人は起業をします。

 

☑中国国内で日本人の転職が簡単な理由

コロナの影響もあり、どこの企業も日本人の欠員が発生をしています。一時帰国したものの中国に戻ってきていない人が大勢います。日本人が不在となり、日本語を話せる中国人のみで対応している日系企業もあります。

 

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転職を考えたきっかけ

その原因は日本で働いていた時と同じ原因であったり、中国特有の原因であったりさまざまです。これから私と同僚が中国で転職を考える原因となったことを紹介していきます。

 

私が転職を考えることになった原因

1度目は人間関係

元旦と中国の旧正月に続けて有給休暇の申請をすると日本人上司から有給休暇を取得しすぎでダメだと言われました。しかし、上司自身は私以上に有給休暇を取得をしています。

 

中国まで来て理不尽なこと言われ、ばかばかしくてやめようと思い転職を考えるようになりました。しかし、3カ月もしないうちに上司が辞めていったので転職活動は一旦やめました。

 

日本から中国に来る一部の人は癖があったり、良識にかけていたりするような人が多いのも現実です。現地採用は基本転勤はないので、職場の人間関係が悪化すると少しやめたくなってしまいます。

 

2度目は会社に対しての不信感

私がミスをしてしまい、小さな損害が発生してしまいした。その損害額を自腹を切れと中国人の副総経理から言われました。

 

理不尽なこともあり、会社をやめて転職しようと思いまいしたが、少額の罰金だったので諦めて支払いました。意外と時間が経つと気にしなくなってしまいます。

罰金額が記載されている給料明細の写真

罰金額が記載されている給料明細

 

同僚が転職を考えることになった原因

以下のスクリーンショットは同僚から送られてきたメッセージです。

同僚が会社をやめたいと言っているときのやり取りの写真

同僚が会社をやめたいと言っているときのやり取り

他の営業所で働く同僚のオフィスの印刷機が壊れたのですが、会社から業績が悪いので修理はしないと言われたそうです。

 

あと2か月で会社を辞める予定なので、自腹を切って安いプリンターを買うのもあきらめるとの内容です。会社からこのようなことを言われると仕事のモチベーションも下がり、転職を考えますよね。
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転職回数は多いのか?

中国で働いている50%の日本人は、一度は中国国内で転職経験があると思います。強者は10回以上あります。

 

中国で転職回数が多いのは、転職しやすい環境が整っているからです!

 

クライアント訪問をするだけで転職先を紹介してもらえたり、声をかけてもらえたりします。

 

小さい日本人のコミュニティーですので、人材会社の人とお友達になるといろいろな情報を教えてもらえます。

 

私の勤めている会社も入れ替わりがとても激しいので、5年働いて多くの人を見てきました。

 

日本だと転職回数の多い人は職場に適用できない人などとレッテルを張られることはありますが、ここは中国ですのでそのようなことはありません。経営者も従業員が転職することは自分の会社に魅力がなかったと考えます。

 

私の周りの転職状況は?

転職回数1回
40代男性の同僚
退職して中国で展開する飲食店に転職しました。

 

転職回数0回
30代女性の同僚
結婚を機に転職はせずに日本に帰国しました。

 

転職回数2回
40代女性の同僚
退職後、飲食店に転職をして、その後出戻りで戻ってきて、最後は親の介護のために日本へ帰国しました。

 

転職回数2回
30代男性の同僚
中国の田舎で日本語教師として働き、その後上海で転職しました。さらに、転職をしてテーラーになりました。

 

転職回数3回
20代女性の同僚
A社を退職して病院スタッフ→メディア関係→コンサル会社に転職しました。

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海外では転職は当たり前!

海外では、日本よりも転職は当たり前の文化が根付いています。

 

その根拠について、5つ紹介していきます。

  1. 職場環境
  2. ビジネス環境
  3. SNSを活用
  4. 採用時期
  5. 自己投資時間

 

①職場環境

日本では、OJTや新人教育研修など人材を育てる職場環境が整っています。また、終身雇用に依存しているので、転職に抵抗があります。会社はスキルを身につけるところとの考えが根付いていて、転職がまだまだ浸透していないのが現状です。

 

一方海外では、研修はなく、即実践で結果が求められる職場環境です。結果を出せない、自分の能力を発揮できないと判断すると、すぐに転職をするので、転職が当たり前となります。会社は自分のスキルを発揮するところとの考えが根付いているので、スキル向上を目指して転職を繰り返します。

 

 

②ビジネス環境

海外では、同業他社などの給料体系が比較的に洩れているため、転職するための材料を得やすく転職が簡単で当たり前になります。

 

一方日本では、他社の情報が洩れないので、面接をしないと会社内部の状況が分かりません。面接するまでのハードルが高く転職することをあきらめる人が見受けられます。

 

 

③SNSを活用

海外では、SNSを活用して転職する人も多くなりました。SNSがきっかけで転職に成功した例もあります。娘が求職中の父の働きっぷりをSNSで投稿するとコストコCEOの目に留まり採用となったユニークなニュースもありました。

 

日本では海外のようにSNSを利用して採用活動するのに抵抗のある企業もあるのではないでしょうか?しかし、一部の企業では、SNSで自分たちの意見を発信して、それに共感してくれた人が面接に来てくれて、採用に成功した会社もあります。会社に共感してくれて、意気込みのある人材が転職してくれるのでミスマッチも減っています。

 

SNSの台頭で少しずつ転職当たり前文化になりつつあるかもしれません。

 

 

④採用時期

海外では、通年採用活動をしています。常に即戦力を必要として、転職活動が活発に行われているので、転職が当たり前になります。

 

一方日本では、海外のように通年採用活動が活発に行われていないので、転職が当たり前との考えになりません。日本人は安定を求め、大手企業で働きたいと思います。大手企業も春に向けて一括に採用活動をするため、転職が活発になりません。

 

 

⑤自己投資時間

日本人は先進国の中で、休日の自己投資時間が最低です。これは安定志向で、今の会社で生涯勤め上げようとしているのが分かります。

 

海外は、転職を繰り返しステップをしようとするので、自己投資や啓蒙活動に費やす時間が長いのです。

 

自己投資時間の長さからもその社会の転職がどれだけ浸透しているか垣間見ることができます。

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中国でも転職は当たり前!

中国も転職することは当たり前文化だと実感しています。そのように思う理由を社会背景から5つの紹介していきます。

  1. 契約更新
  2. 一人っ子政策
  3. 学校教育
  4. 女性が活躍
  5. 給与交渉

 

①契約更新

中国人は、転職前に何年契約との話があります。基本1年~3年で、契約満了となると会社と契約更新の話になります。また、試用期間で使えないと判断されると、正社員になれず立ち去ることもあります。

 

会社がこのような対応をとる理由は、中国では勤続10年以上となると、無期労働契約雇用に切り替えなければなりません。そのために、会社は不必要な人材には長年働かせたくなく、更新させず解雇とします。

 

このような社会背景が転職当たり前文化を生んでいるのかもしれません

 

私の働いている会社にも、10年以経過している中国人が2名います。しかし、無期限労働契約で守られているため、いつも居眠りをしています。。。

 

②一人っ子政策

現在、社会で活躍している世代は一人っ子政策の影響で、自信を持っていますが、我慢ができない人が多いです。

 

そのため、理不尽なことや仕事を押し付けると我慢できず転職をする傾向があります。また、職場の人間関係が難しいと思うと数日で辞めてしまいます。

 

プライドを傷つけられたり、嫌なことがあったりするとすぐに転職する社会となっています。

 

③学校教育

学校教育が原因で転職が当たり前になっている可能性もあります。

 

例えば、日本教育では、できない子に対してどのようにするとできるようになるかを考えます。すなわち、生徒全員に平等の教育をして、同じレベルにすることを目指します。リレーでみんな一緒にゴールさせたり、成績の悪い生徒に補修をさせたりするのも同じです。

 

一方、海外には飛び級制度があり、中国ではできない子には教育しません。できない子に教える程の先生のサポートが行き届いてなく、できない子は置いてきぼりになってしまいます。

 

そのため、社会人になっても、自分ができないことや不得意なことがあれば、あきらめ転職をします。日本では、学校教育の影響か会社やチームで成し遂げようとする協調性があるので、踏ん張ってあまり転職しない傾向があります。

 

④女性が活躍

中国のオフィスビルや公共交通機関で働いている女性が多いことに驚きます。

 

女性が社会進出・社会復帰しやすい社会のため、転職も当たり前に思われるのかもしれません。

 

⑤給与交渉

日本とは異なり、従業員が会社に給料交渉をすることをよく耳にします。そのような場面が用意されているのではなく、不満や業務量が増えると給与交渉を従業員から行います。

 

しかし、ほとんどの人が交渉後に解雇されます。そのような中国の職場環境が転職を繰り返す要因になっているのかもしれません。

 

このような社会背景から、転職が多いからという理由で偏見を持たれることは中国ではなく、転職は当たり前です。

 

中国人は転職を繰り返すので、採用側もそれを理解して、即戦力となる人材を雇わなければならず、給料を高く設定しなくては人材確保も難しい状況となっています。

 

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